軽自動車と小型乗用車の違いについて(衝突安全性)
[12346] 軽自動車と小型乗用車の違いについて
投稿者:とっちん 車種名:BL5 投稿日:2006/09/03(Sun) 23:02
つい先日、妻の友人(A子さんとします)が交通事故を起こしました。
詳しい話は解かりませんが、通勤途中に飛び出した犬を避けようと
対向車線にはみ出し、対向車と衝突してしまった様です。
相手の方は怪我も無く、車も多少壊れた程度で済んだようですが
A子さんの方は車が大破し、自身も骨折、内臓損傷等大変な大怪我を
負ってしまいました。(幸い、頭部に損傷は無く意識もしっかりしています)
ここでちょっと考え込んでしまったのですが、
相手の方の車はハイトタイプのミニバン(超1.5t)、A子さんの車は
新規格(?)後の軽自動車で、今回はA子さんの方に過失が有った訳ですが
たとえば逆に相手に過失が有った場合でも
やはりA子さんの方の被害が大きかったと思うわけです。
もしA子さんが1Lクラスの小型乗用車に乗っていれば、これほどの大怪我を
負うことも無かったと思うのですが、最新式の軽自動車と小型乗用車の
衝突安全性能の差はどのくらいあるのでしょうか?
A子さんの車(4~5年前?新車購入)と最新式の軽自動車の安全性能の差は
どのくらいあるのでしょうか?それともやはり結果は同じだったと思われますでしょうか?
長文で申し訳ありませんが、みなさんのいろんなご意見をお聞かせ下さい。
[Res: 12346] Re: 軽自動車と小型乗用車の違いについて
投稿者:sato 車種名:レガシィ 投稿日:2006/09/04(Mon) 00:52
はじめまして。
私も数ヶ月前まで、仕事用に旧規格のエブリィも所有していました。
実際運転中にこれで事故など起こしたら無事では済まないだろうと思ってましたので
興味がある話題ですね。
ちなみに数ヶ月前、自動車雑誌の○○○トップで「衝突安全格付けランキング」なる
物が掲載されていましたよ。
これは国交省が行っているテストデータを元に自動車のクラス分けでベスト10まで
を掲載していました。
これによると軽自動車は98年から普通車と同じ安全基準が適用されるようになり、
新規格の軽自動車第一期のモデル達は今回の格付けでは下位の結果の様です。
ちなみに現在の第二期のモデルの結果はほぼ全てのモデルが上位にランクされ、
総合評価ポイントもコンパクトカークラスと比較しても10~20ポイント低い程度です。
モデルによっては、コンパクトカーより、軽自動車の方が高い物もあるようです。
自動車評論家のコメントも二期モデルは「もはや軽とは思えないほど素晴らしい」との事です。
A子さんの車が新規格第一期モデルであるとすれば現在の二期モデルよりは安全性能
は劣ると考えて良いのではと思います。
やはりこの分野も日進月歩なのでしょうね。
[Res: 12346] Re: 軽自動車と小型乗用車の違いについて
投稿者:たける 車種名:コペン 投稿日:2006/09/04(Mon) 14:33
ご友人の方にとっては災難な事故でしたが、命に別状はないとのことで、
不幸中の幸いでしたね。お早い快気を祈願いたします。
また相手の方の被害も最小限で済んだことは、
「運が良かったのだ」と前向きに捉えておきましょう。
もし、対向車が自動車ではなく、二輪車だったら・・・もっと恐ろしい結果に
なっていたかもしれません。
自動車(軽を含む)の衝突安全性能は、各メーカー独自の性能評価だけでなく、
「自動車アセスメント」という国土交通省の機関(詳しくは、国交省傘下の
独立行政法人・自動車事故対策機構が行っている検査のこと)が、その年に発売された
代表的な新車の衝突安全性能を、同一条件で比較する実験を行っており、
その結果をHPなどで公表しています。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/ast/default.htm
satoさんがご覧になった、雑誌の評価の元データだと思われます。
良く聞く、「衝突安全性能:運転席=★★★★★」という★評価の奴です。
運転席と助手席別々に評価されており、特に対向車との正面衝突の際に、
運転席へのダメージが大きい、オフセット衝突(車同士の正面が少しずれて衝突)の
結果が注目されます。(試験では、オフセット衝突以外にもフルラップ衝突。側面衝突も行われます。)
その結果を見ると、ここ数年の試験で実施された19台の軽自動車においては、
「運転席の安全性が満点=★6個」を獲得している車種は残念ながら1台もありません。
2~3年前の軽自動車(ここ最近フルモデルチェンジをしていない車種では特に)は、
★3~★4が主流で、最近出たものがかろうじて★5という車種がちらほらある程度。
(その中でも、ワンボックスタイプは総じて評価が低くなります。ボンネット部分が
ありませんので、衝撃吸収ゾーンがなく、当然の結果なのですが。)
それに対し、コンパクトクラスの普通車(ヴィッツやノートなど)ですと、
最新車なら、軒並み★6個の最高安全性能を示す結果が出ています。
2~3年前のモデルでも、ほとんどの車種が★5~★6の安全性能を持つと
評価されていて、最低でも★4が1車種のみでした。
単純にこの結果を比較しても、残念ながら軽自動車の運転席の衝突安全性能は
普通車のそれと比べると、「低い」といわざるを得ないのが実態でしょう。
三菱のi(アイ)は、これを考えて、(運転席での★6個取得を目的に)
エンジンを後ろに移して、前面衝突の衝撃吸収をするようなボデー設計になっていますね。H18年度のアセスメント結果の目玉の一つでしょう。
話は派生してしまいますが・・・
>>頭部への損傷はないが、内臓へのダメージあり。
という文章を読んで思ったのですが・・・
事故を起こしたときに、運転手の身体的被害を最小限に抑える方法、
つまり、予防処置に関しては、「運転姿勢=ドライビングポジション」が大切です。
・シートには深く、しっかり座る。
(座面の高さ、背面の角度、フルブレーキが踏めるか?)
・シートベルトは腰骨にしっかり当てる。
詳しい状況もわからないので、適当なことは言えませんが、
ご友人のA子さんのポジションが悪かったのでは?といいたいのではなく、
普段からきちんとした運転姿勢をとることを心がけておくと、
イザというときの対処も違ってきますし、被害も最小限に抑えることができます。
エアバッグも、正しい姿勢・正しいシートベルト装着があって初めて、
その機能が100%有効に作用します。
ということが、案外意識されていないものだ・・・と普段から実感しています。
町を走っている色々なドライバーを観察してみますと、
いい加減な運転姿勢をとっている人が多いことに気がつきます。
腕を目一杯伸ばして、上体をそりくり返すようにシートを倒してる人など・・・
この場合、フルブレーキが踏めないことで、衝突時の速度を最小限までに
抑えることができないだけでなく、衝突時に体が下半身方向に、つまり
ステアリングの下の方向に滑っていってしまい、エアバッグの効果が
期待できない部分に体がぶつかったりしてしまうこともあります。
シートに深くしっかりと座り、足でブレーキを思いっきり踏んでいる状態で
ぶつかると、下半身はしっかり固定されている状態になるので、上半身が
前に倒れこみます。そこにエアバッグが展開して頭部を保護するんですね。
皆様も、今一度ご自身の運転姿勢を確認してみてはいかがでしょうか。
参考情報
http://www.honda.co.jp/safetyinfo/kyt/master/master01.html
[Res: 12346] Re: 軽自動車と小型乗用車の違いについて
投稿者:とっちん 車種名:BL5 投稿日:2006/09/04(Mon) 22:02
satoさん、たけるさん、たいへん参考になりました。
最新技術で衝突安全性能は格段に進歩しているものの
やはり軽自動車と小型乗用車の格差は大きいという事ですかね...
(見た目はそんなに変わらないんですけどね)
実は1ヶ月程前に妻の軽自動車が立て続けにぶつけられました(1回目は信号待ちで
後ろから、2回目は店舗駐車場で駐車中に)。妻に怪我も無く、バンパー交換程度で
済んだのですが、どちらの場合も相手側に過失がありましてそして今回のA子さんの事故...。
いくら自分が気を付けて安全運転しても、もらい事故という場合があるわけで
A子さんの事がとても他人事のように思えませんでした。
>頭部への損傷はないが、内臓へのダメージあり。
という文章を読んで思ったのですが・・・
>エアバッグも、正しい姿勢・正しいシートベルト装着があって初めて、
その機能が100%有効に作用します。
本人に確認した訳ではないのでわからないのですが、実は私もこの話を聞いた時に
もしかしてシートベルトをしてなかったのではと思いました。(あくまでも
私の勝手な想像です)
維持費の安さが魅力の軽自動車をとるか、より安全性のマージンが大きい
小型乗用車をとるか、しばらく悩みそうです。
カテゴリー:その他、車の質問
車の勉強に役立つ物
オートメカニック
車のメンテナンス、構造、車用品の取り付けなどに詳しくなれます。
KYB 油圧ジャッキ
車のタイヤ交換、下回りの作業・点検の時に威力を発揮するのが
KYB(カヤバ)の油圧ジャッキです。
車に付属のジャッキと違い軽々と車を持ち上げることができます。