ブローオフバルブについて 2
[11214] 映画「頭文字D」の
車 投稿者:まさやん 車種名:ランエボ 投稿日:2006/04/20(Thu) 04:09
頭文字Dの映画に出てる須藤京一が乗っているランエボについてなんですけど、走っている
ときのプシューっていう高い音がしているのですがあれは何なんでしょうか?
またあれと同じようにすることはできるのでしょうか?
[Res: 11214] Re: 映画「頭文字D」の車
投稿者:アクア 車種名:DC2 投稿日:2006/04/20(Thu) 04:33
映画見たことないですけど、ツインとかトリプルのきついクラッチ組んでると変速時にシャ
ーーーッってかなりでかい音なりますよ。
[Res: 11214] Re: 映画「頭文字D」の車
投稿者:たける 車種名:コペン 投稿日:2006/04/20(Thu) 18:05
ブローオフバルブからの、タービンの圧力解放音かな?
スロットルを開いた状態だと、タービンからエンジンへ空気を圧縮して送り込んでいる
わけですが、(高ブースト状態)その状態から、スロットルを閉じると
タービン~スロットル間で、高圧の空気が行き場を失い、タービンに逆流する
現象がおきます。すると、せっかく高回転で回っているタービンの回転を
抑えてしまうので、次に再びスロットルを開いて過給圧を上げようとしても、
すぐには上がらないことになります。
よって、スロットルが閉じられたら、タービン~スロットル間の高圧空気を
バイバス弁を通してエアクリ~タービン間に逃がしてタービンへの逆流を防止します。
というのが本来の姿(車検対応)ですが、「シュー」という音は、
おそらくそのバイパス弁から排出される高圧空気が大気に解放されているためでしょう。
一般的な用語で言うと、ブローオフの大気解放。
タービンからエンジンに送られる空気には、ブローバイガスが混ざっているため、
大気解放にすると大気汚染につながるため、車検非対応です。
[Res: 11214] Re: 映画「頭文字D」の車
投稿者:しん 車種名:シルビアS14Q's・前期 投稿日:2006/04/20(Thu) 20:26
ミスファイアリングシステムとか?あれはパンパンって音だけでしたっけ?
頭文字Dの京一のランエボといったらそれが売りだったはず。
[Res: 11214] Re: 映画「頭文字D」の車
投稿者:まさやん 車種名:180SX 投稿日:2006/04/21(Fri) 02:54
多分たけるさんの言っているブローオフバルブだと思います、基本的にどのようにすれば音
が出るのでしょうか?
今180SXに乗っているのですがどこをいじればいいのやら(;´Д`)
[Res: 11214] Re: 映画「頭文字D」の車
投稿者:まさやん 車種名:180SX 投稿日:2006/04/21(Fri) 03:23
ボンネットの中の画像です
[Res: 11214] Re: 映画「頭文字D」の車
投稿者:ray 車種名:レグナム 投稿日:2006/04/21(Fri) 07:58
失礼します、横から少し質問しても宜しいでしょうか?
知人がブローオフバルブを付ける上でのメリットを知りたいとのことで
宜しければお教え頂けませんか?又車検対応では無いのでしょうか??
メリットとしては何かの雑誌でタービンの保護、とあったのですが実際
はどうなのかと思いまして・・
[Res: 11214] Re: 映画「頭文字D」の車
投稿者:たける 車種名:コペン 投稿日:2006/04/21(Fri) 15:08
>>まさやんさん
画像の緑色の円で囲ったものが、大気解放型のブローオフバルブですね。
これがついてるのに、目的の音がしない原因は、圧力開放の規定圧が高すぎることでしょ
う。
この手のブローオフバルブは、機械的にバネの力で弁の開閉を制御(というほどでもない)
しています。タービン~スロットル間の圧力が弁を押さえているバネの力よりも
強くなって初めて弁が開き、過給された圧を外に逃がします。
バネの力が強すぎる場合、タービン~スロットル間の過給された空気の逃げる場所が
なくて、タービンに逆流すると、レスポンスが悪くなります。
逆に、バネの力を弱くしすぎると、スロットルを開いている時でも、
フルブースト時に弁が開いてしまって、過給圧が下がってしまう場合があります。
何度も調整する必要がありますよ。
上にも書きましたが、ブローオフから排気される空気には、ブローバイガスが
含まれていますので、エンジンオイルやガソリン(生ガス)も含まれているので、
ブローオフのバルブ本体が徐々に汚れるんですね。それで動きが悪くなることもあります。
[Res: 11214] Re: 映画「頭文字D」の車
投稿者:たける 車種名:コペン 投稿日:2006/04/21(Fri) 15:16
もしかしたら、「ブローバイって何?」ということもあるのかな?と思って、
その説明を簡単にしておきましょう。知っている人は読み飛ばしてね。
シリンダー内では、ガソリンと空気の混合気に点火し爆発する力で
ピストンを押し下げているわけですが、シリンダー内壁とピストンリング
は完全に密閉されているわけではないので、爆発時の巨大な圧力によって、
ピストンリングとシリンダー内壁の隙間から、クランクシャフトの部屋
(オイルパンの方向)に、圧力が逃げていきます。
これを排圧といいます。この隙間から逃げるガスには、未燃焼のガソリンや
燃焼後の種々有害物質が含まれて居ます。本来、燃焼後の排気は、
触媒を通って、無害化されてマフラーから排気されますが、
クランク室内にあるうちは、触媒を通ってませんから、排気出来ません。
また、未燃焼ガスも残っているため、もう一度燃焼室に送り戻す必要があります。
そのため、クランク室にたまるこのガスを、エアクリ~スロットルの間に戻します。
これが、ブローバイガスです。
ターボ車の場合、エアクリ~ターボの間に戻っています。
[Res: 11214] Re: 映画「頭文字D」の車
投稿者:たける 車種名:コペン 投稿日:2006/04/21(Fri) 15:35
>>rayさん
ブローオフの必要性、メリットは上のNo.11216に書いたとおり、
行き場をなくした過給された空気塊を、タービンに逆流させずに排出することです。
しかし、No.11230に書いたように、エンジンへの吸気にはブローバイガスが
混ざっています。タービン~スロットル間に閉じ込められている空気にも
ブローバイガスが含まれています。
つまり、未燃焼ガスや触媒浄化前の有害ガスなのです。
このガスを大気に開放するわけですから、大気開放のブローオフバルブは
車検非対応となります。
今、一般的に市販されているターボ車には、普通ブローオフバルブ(名前は違うが)が
ついています。タービン~スロットル間にたまった空気塊を、大気に開放するため
ではなく、エアクリ~タービン間に排出します。
なので、厳密にはエアクリのフィルターを逆流してブローバイガスが大気に
排出される可能性もありますが、タービンが回転していますから、
事実上圧力が開放されるだけで、ブローバイガスがエアクリ方向へ
大量に逆流することはないのです。
ま、せいぜい大気圧の1.5倍程度の圧力ですから、タービン~スロットル間の
容積に対して、その半分の容積分だけ開放してやれば逆流はおきませんけどね。
[Res: 11214] Re: 映画「頭文字D」の車
投稿者:ray 車種名:レグナム 投稿日:2006/04/22(Sat) 13:24
>たけるさん
なるほど、毎回ためになる話を聞かせていただき有難うございます。
[Res: 11214] Re: 映画「頭文字D」の車
投稿者:Tack! 車種名:フォレスターXT(SG5) 投稿日:2006/04/22(Sat) 13:58
上記のたけるさんの図解、非常に分かりやすく勉強になりました。
今まで「市販されているターボ車は全て大気開放している」と思っていました。(^^;
自分の車もアクセル全開の常態からいきなりアクセルを離すと、エンジンルームから「シュ
コッ」という小さな音がしていましたが、あれはタービンの手前に戻している時の音だった
んですね・・・。
カテゴリー:車のチューニング
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